ワインで有名なボジョレー地方の若い女性を、頭にブドウを載せたさっそうとした姿で表現している。この作品は、華やかで親しみやすい作風で知られた富永直樹の特色のよく表れた晩年の小品である。
(批評出典:大阪市製作リーフレット 御堂筋彫刻ストリート)
作者プロフィール
東京美術学校(現・東京芸術大学)彫刻科塑像部首席卒業。同研究科卒業。 昭和49年日本芸術院会員に任命。 昭和59年(1984年)に文化功労者、平成元年(1989年)に文化勲章受章。平成2年(1990年)長崎名誉県民顕彰。日展理事、理事長を歴任。その後、日展顧問となる。
代表作品として文部大臣賞を受賞した「平和の叫び」(1968年)、「トーマス・ブレーク・グラバー之像」(1961年)などがある。 また現在トッパンフォームズ株式会社のエントランスには「青春の賛歌」が置かれている。--- REad More
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ボジョレーの娘